1980年代頃は何処のゴルフ場も非常に賑わいを見せていました。

会員権もかなりの金額となっていて、実際にゴルフをプレーしようとなるとそ会員権を持っている方と同伴でないとプレー出来ないのは当たり前で、中々本コースを回るのも大変な程でした。

前もって予約を入れようと思っても、取るのは難しかったのです。それでも、遊びでのプレーはもちろんですが、接待としてもかなり使われていました。

会社同士の結び付きを強めようと、おもてなしにも使われていたのです。

そのため、若者も会社に入るとプレーしなければならない為に、練習場に行けば、一生懸命に練習している姿が見られました。

しかし、バブルも弾けた後は娯楽としても行われなくなり、接待などでプレーすることも一気に少なくなりました。

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なぜ若者はゴルフをしなくなったのか?

景気後退が原因?

一番の原因は、やはり景気後退による物でしょう。プレーするにはかなりのお金が掛かります。

練習しなければならない上に、ゴルフウェアやゴルフクラブ、その他様々な小物類などが必要になってきます。

実際にコースでプレーしようとすれば、その分のプレー代も必要になってきます。

景気が悪くなると、まずは娯楽費から節約に走る傾向がある為、プレーする方が減ってしまいました。

給料などは生活費に使われていきます。

娯楽費用などは先行きの見えない世の中で、使うよりも貯めておきたいといった思いから、あまり使わずに預貯金に回す方が増えているのです。

また、会社での接待にも使われなくなりました。景気が良かった頃には、プレー代はほとんどが会社持ちでした。

接待ともなれば、否応でも練習して、プレーしなければなりません。

景気が後退してしまった今、接待をしたからと言って、仕事の受注や発注が増えるといった見込みは殆どありません。

接待する側に取っても、される側にとってもメリットが無くなったことが理由にあります。

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人間関係も原因?


もちろん、金銭的な部分だけではありません。通常は4人でプレーするのが基本です。

ゴルフはマナーを学ぶスポーツとも言われる程に、コミュニケーション能力を必要とします。

場合によっては、友達同士だけではなく、全くの赤の他人とプレーすることもありますから、それだけ人との繋がりを大切にしなければなりません。

現代社会では、インターネットなどの普及や買い物などでも機械化が進み、人間関係が気薄になって来ています。

直接人と話さなくても、買い物も出来るし、必要な情報は手に入るようになりました。

確かに、インターネットもなく、様々なことを人間がやっていた時にもコミュニケーションを取るのが苦手だった方は大勢いらっしゃいます。

しかし、今のように情報を手に入れるには、誰かに直接聞かなければならなかったり、物を手に入れるにしても、人の手から人の手へといった受け渡しが必然でした。

そのため、否応でも人と繋がっていたのです。

どれだけ人とコミュニケーションを取るのが苦手な方だったとしても、人と話さなければならないのであれば自然とコミュニケーションを取るしかありませんでした。

そういった、時代背景もあります。若者のゴルフ離れは、嫌だったらわざわざ人と話すことはない、といった考え方もあります。

実際に、飲食店や大学校内でも「ボッチ席」と呼ばれる一人用の席が設けられている所があります。

それだけ人と関わらずに生きていきたいと願っている人が増えて来たこと、そして、その願いを企業や社会全体が受け入れるようになってきたことも、ゴルフ離れに拍車を掛けています。

ゴルフだけじゃなかった!若者のスポーツ離れ

若者を呼び込む工夫


あまり若者のスポーツとしてはプレーされなくなってはいますが、若者を呼び込む工夫もされています。

ゴルフバーなど、外でプレーするのではなく、室内でバーチャル世界の中でプレーをしながら、食事やお酒を楽しむといった方法で若者のプレーヤーを獲得しようといった働きもあります。

これなら、中の良い友達同士でプレー出来る上に、わざわざゴルフウェアを揃えたりといった金銭面への負担も減らすことが出来ます。

ゴルフ場も様々な工夫をしている

以前程、服装については厳しくなくなってきていることから、カジュアルな服装でも受け入れていたり、値段もかなり安くなって来ています。

女性向けのサービスを行っていたり、2人だけでのプレーをさせてくれたり、カップルプランなども用意している所もあります。

コースによっては球が入るカップを大きくしたり、出来るだけ楽しんでプレー出来るような工夫がされています。

ゴルフウェアも若者向けに非常に可愛らしい物やカッコイイ物もあります。そのまま街中を歩いても、何の違和感もないような程です。

まとめ


あまり娯楽にお金を掛けなくなったこと、人との繋がりが気薄になってきた事などがゴルフ離れが進んでいる理由ですが、新しいプレーヤーを獲得する動きもあり、まったくプレーヤーがいなくなるといったことはないでしょう。

今後はいかに楽しいと思えるようにしていくかが、鍵になっていくでしょう。

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